Python学習で経験するであろう最初の壁とは
こんにちは、ゆうきです。
今回はプログラミング初心者の人なら避けては通れないであろう最初の壁についてお話します。
Pythonの教材をもとにコードを書いていると、「〇〇モジュール」や「〇〇型」、「〇〇メソッド」といった用語を聞いたことはありませんか?
とてもややこしいですよねw
しかしPythonを学ぶんでいくうえでそれらの用語は(必ず・絶対・100%)出てきます。
むしろ「モジュール、型、メソッド」がなければアプリはもちろん何も作ることはできません。
そこで、もうそれらの用語で躓かないように詳しく解説していきます。
モジュール、型、メソッドの関係性とは
Pythonには、プログラミングで多くの人々が共通して必要とする機能が、あらかじめ組み込まれています。
例えば、
- 日付の計算
- データの圧縮や解凍
- インターネット上のホームページからデータを取得する方法
などたくさんの機能が備わっているのです。
これらの機能はバラバラになっていると使いにくいので、大まかに機能ごとにモジュールという単位でまとまっています。
この「大まかに」というのがとても重要なんです。
というのは、モジュールだけではほとんど何もできないからです。
例えば、小学校の給食で、「大おかず」「小おかず」「ごはん」といったご飯が種類分けされた容器を調理場から教室まで運びましたよね。(懐かしいw)
そこでまず小学生が調理場から教室までご飯を運び、ご飯を食べれるようになるために、小学校の調理場の人たちが「今日は、カレーだ。」とか「今日は、肉じゃがとフルーツポンチだ。」といったメニュー決めが必要ですよね。このメニュー決めを「モジュール」と捉えてください。
そして、メニューを決めたら次は「〇〇産のジャガイモで調理する。」とか「〇〇産の人参で調理する。」といった材料仕入れが必要ですよね。この材料仕入れを「型」
メニューを決め、材料を仕入れたら後は調理ですよね。この調理を「メソッド」といいます。
このように「モジュール」➡「型」➡「メソッド」の順で次第に作業内容が細かくなっているのが分かりますか?
この考え方がとても大事です。
モジュールを使う際に絶対必要なコード
モジュールを使用する際に絶対に必要なコードがあります。
例えば、
「random」というモジュールを使いたいと思ったときに、randomと打ち込んだだけではrandomモジュールは読み取ってくれません。
そこで、randomモジュールを読み取らせるための「呪文」のようなものが必要なんです。
それが、「import」というコードです。
import random
と打てば下の画面のようにrandomモジュールを読み取ってくれます。
まとめ
どうでしたか?
「モジュール」「型」「メソッド」といったものはコードを書き続けていると、だいたい感覚を掴めるようになってきます。
最初は分からないのは当たり前なので、悩んだり気にしたりする必要はありません。
最初分からなかったことでも、学習を続けていると必ず分かってくるようになります!
なので、一緒にとても簡単なプログラムを作ってみましょう!
Step1 「モジュール」「型」「メソッド」の関係性を理解する。
Step2 インタラクティブシェルにpythonと打ちEnterキーを押す。
Step3 import randomと打ちEnterキーを押す。
Step4 random.choice([1,2,3,4,5,6])と打ちEnterキーを押す。
Step5 1~6のいづれかの数字が出てきた成功!!
しかし、ここで一番重要なのは、
Step6 どういう仕組みで1~6いづれかの数字が出てきたのかを理解し、把握すること。
必ずプログラムを作ったら、「どういう仕組みで作動したのか」と振り返るようにしましょう!
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