「デバッグ」・「Git」って何??
こんにちは、ゆうきです。
今回は最近聞くようになった「デバッグ」「Git」。Gitやデバッグ機能はエンジニアだけではなく、WebデザイナーやWebライターなど、今やITに携わるほとんどの方の必須知識となりました。
そして前回の記事でお話しした「Visual Studio Code」の魅力的な項目の中に
- Gitとの連携が可能
- デバッグ機能がついている
といった機能をお話しましたよね。
では一体「デバッグ」「Git」とは何なんでしょうか??
デバッグはとても便利?!
プログラミングをしていると、期待通りの動作をしないことがあります。
簡単なプログラムだとソースコードを見て間違いに気づくことができますが、複雑なプログラムになるといくらコードを見てもどこが間違っているのかがわからない、ということが多々あります。
そのような場合に、実際にプログラムを動かしながらコードの間違いを見つける方法がデバッグです。
対象によって様々ですが、一般的なものだとデバッグを実行する基本的なステップがあります。
それは、
- バグの存在を認識する
- バグの発生源を分離する
- バグの原因を特定する
- バグの修正方法を決定する
- 修正し、テストする
です。
少し難しそうですが、普通に考えてみれば簡単です。プログラミング初心者の人は今は「デバッグってプログラムのコードの間違いを見つけてくれるんだ」と大まかに理解しとくだけで大丈夫です。
【絶対理解できる】Gitとは何か?
Gitとは何なのか?を理解していく上では、なぜGitが生まれたのか?を知っておくと理解が早いでしょう。世の中になにか新しいものやサービスが生まれる理由は、困りごとを解決するためです。
Gitに関しても、その困りごとや解決する方法を知ることで、使い方のイメージがわきやすくなります。
・ファイル編集で困ってた
あるファイルを編集前のファイルに戻したいときに、前もって編集前のファイルをコピーしておかなければいけません。
しかし、ファイルを編集するごとに自分でコピーするというのは大変で、間違いも起こしやすくなります。さらに、適当に名前を付けてしまった場合、どのファイルが最新のものか区別できない時があると思います。
・チーム作業でも困ってた
チームで共有して作業をしているファイルの場合では、二人で同時に編集してしまったために先に編集した人の変更内容が消えてしまったというトラブルが起きます。
このような問題を解決するために作られたのが、Gitという仕組みなんです。
Gitのここがすごい!
これまでの管理システムでは、サーバー上にある1つのフォルダを利用者が共同で使ってました。
なので利用者が増えると、上で説明しているような問題が起こってしまい、整合性を維持することが大変だったんです。
Gitの最大の特徴は、「分散型」と言われており、これはつまり元フォルダのコピーを手元に置いておけて、自由に編集できるということです。
Gitで何ができるのか
・ファイルの変更履歴が管理できる
Gitを使えば、「〇月〇日に、〇〇さんが〇〇を変更した」という変更履歴を管理できるので、ファイル名をいちいち変更して保存しておく必要がなくなります。
ファイルが増えないので自分のフォルダがすっきりしますね。
・過去のファイルに戻せる
ファイルを編集していて、「あ、やっぱり変更前に戻したいな」って時ありますよね。Gitを使えば、変更履歴をそれぞれ管理しているので、いつでも任意の時点のファイルに戻せます。
・なんでも管理できる
Gitで管理できるのは、プログラムのソースコードだけではありません。
- Excelファイル
- 画像
などあらゆるファイルを管理できます。
・チームで共有できる
ネット環境を使えば、同じチーム内の仲間とファイルの変更履歴などが共有できます。複数人で仕事をやる時に起こりがちな問題なども回避することができます。
まとめ
いかがでしたか?
デバックやGitがあれば、作業中に出てくるストレスを減らして、作業効率をグンとあげられるでしょう。
プログラミング初心者の人はデバック機能やGitを使うことはあまりありませんが、これからどんどん複雑なプログラムを作っていく際にはデバック機能やGitはかかせないものになっていきます。
プログラミングを学んでいる時に「デバック」「Git」という用語がちょこちょこ出てくるので、
「デバックはソースコードの間違いをみつけてくれるものだなぁ。」「Gitは編集履歴を管理し、それをチームで共有することもでき編集前のファイルに戻すこともできるんだなぁ。」と大まかに理解しておきましょう!
そして、これらの機能が備わった「Visual Studio Code」というエディタも是非利用して欲しいです!
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