プログラミングに数学的な能力は必要ないと思っていませんか?
こんにちは、ゆうきです。
「プログラミングを習得するのに数学の知識は必要か?」これからプログラミング学習を始めようと思っている人の中にはこんな疑問を持ったことがある人もいるのではないでしょうか?
確かに数学の知識があったほうがコードの記述がスムーズになる場合もあります。
しかし、数学の知識がプログラミングにおいて全てなわけではありません。
今回は
- プログラミングに数学の知識は必ず必要なのか?
- プログラミングに役立つ数学の知識
について詳しく紹介します。
プログラミングに数学の知識は必要か??
プログラミング学習を進める時、必ず数学の知識は必要なのでしょうか?
結論から言うと、必要ありません。
プログラマー、エンジニアの中には理系の学部だけではなく、文系の学部出身の人がたくさんいます。
つまり特に数学が得意ではなくてもプログラミングのスキルは習得することが出来るのです。
しかし、「ここで数学の知識は必要ありません」と言い切ってしまうと、ここで記事は終わってしまい、記事を書く意味がないのでもう少し深掘りしてお話します。
実は、数学の公式を覚える必要はありませんが、数学の問題を解く時の能力がとても必要になります。
プログラミングを習得する上で数学よりも大切なのは「問題解決能力」と「継続する力」です。
学習を始めてコードを記述するようになると、必ずエラーが起き、プログラムが思ったように実行されない時がきます。
そしてエラーはベテランのプログラマーでもたびたび起きる問題です。
エラーが起きた時に諦めずにどれだけ解決に向かって行動を起こすことができるか、つまり「問題解決能力」がプログラミング学習において非常に重要になってきます。
また、プログラミング学習は基本的に独学になるため一人で行います。そしてこの独学に耐えられず、学習を途中で辞めてしまう人は多いです。
なのでプログラミング学習において大切なのは理解の速さや上達の速度などよりも、「継続する力」です。
プログラミングに役立つ数学の知識とは
つづいてプログラミングをする上で役に立つ数学の知識3つを詳しく紹介します。
◆論理的思考力
「論理的思考力」はプログラミングをする上でとても大切です。なぜならエラーが起きた時に、どのようにすれば解決することが出来るのか、論理的に考えを組み立てる必要があるからです。
また論理的思考力が鍛えられると、難しいものを単純に構造化する力も鍛えられます。これは作業効率を上げるために使われるプログラミングにおいてはとても大切な力です。
今ある作業にプログラミングを活用してどのように作業を簡単にするのか。
こういった問題に対する解決方法を論理的思考力が鍛えられていることによって見つけることができるのです。
◆数値的な処理の理解が早い
プログラミングでデータ管理などを行う場合、時には数値の処理を行う必要があります。そして数値の処理を行う処理に関しては数学の知識を持っている人の方が実装の速度は速いです。
もちろんプログラミングでつくるシステムやアプリケーションの全てが数値的な処理があるわけではありません。
しかし、データ管理などのシステム構築といった業務の場合、数学の知識があった方が仕事の能率は上がります。
◆AI(人工知能)に関する開発・研究への理解が早い
最近ではAI(人工知能)技術の発展などに関するニュースをよく目にすることも多いのではないでしょうか。
そして実際に自分でAI(人工知能)のシステム構築や実装をプログラミングで行う際、数学の知識があった方が圧倒的に有利です。
AI(人工知能)は大量のデータを取り扱います。そして微分や積分といった基礎以上の数学の知識が必要となる分野です。
なので大人になって0からAI(人工知能)の勉強を始めた場合、文系の大学出身の人よりは、理系の大学などでしっかり数学の勉強をした人の方が理解は早いです。
プログラミングは現在同じIT技術でも幅広い分野で使用されています。そして使用されている分野によっては数学の知識が必要となるところもあります。自分が学びたい技術がAI(人工知能)であった場合、数学を勉強する必要はでてきます。
まとめ
プログラミング学習をする際、必ずしも数学の知識が必要なわけではありません。
でも、数学の論理的思考力のように、常に考えながらプログラムを作らなくてはいけません。
さらに、統計学、AI(人工知能)、また一部のゲーム開発など、特定の分野に関しては数学の知識が必要となります。
しかし、自分がプログラミングで何をしたいのか、また何をつくりたいのかが明確になっていれば、学習の途中で数学の知識が必要かそうでないかが分かります。
一度自分がプログラミングで何がしたいのか、しっかり確認してみましょう!
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