Python初心者必見!〇〇を先に学ばないと後で絶対後悔する
こんにちは、ゆうきです。
あなたはPython学習を始める時に何となくで始めていませんか?
実はPythonを学ぶのに基本となる土台を先に学んでおかないと、後々とても苦労するんです。というか、次のステップに進めません。
ではここでいう「土台」とは一体何のことなんでしょうか?
結論から言うと、土台とは「データ型」のことです。
では、
- データ型とは何なのか
- データ型の基本操作はどんなものなのか
について説明していきます。
データ型って何?
データ型とはその名の通りデータの型です。変数に入力された値によりその変数のデータの型は決まります。
つまり、データ型とは「変数を用いて表すデータ」のことです。
データの型にはいくつか種類がありますがここでは頻繁に利用される、初めに理解すべきデータ型を解説します。
簡単ですが、とても大事なことなので理解・把握しておきましょう!
整数型(int型)・少数型(float型)
まずは整数の数値を扱うint型です。小数点を含まない数字は、すべてint型になります。整数ですので扱える数字は、【「0」や「10」、「1500000」、「-2」】などです。
それではint型の変数を作成してtype関数で確認してみましょう。
<class 'int'>と出てきたことから105はint型であるということが分かりましたね。
*type関数は引数が何型かを判断してくれる関数です。
*print関数は文字列を画面に出力する関数です。
(解説)
・x=105の「x」は変数です。
・type(x)のxは「105」のことです。ということは105がtypeの引数なので、print(type(x))は「105が何型かを画面に出力して」ということです。
ちなみに整数を英語にすると「integer」なのでint型のintはその省略形です。
次に小数点を含む数値を扱うfloat型です。小数点入りの数字を書くとそのデータはfloat型です。(「12.0」もfloat型です。そして「12.」と小数点を付けただけの数字でもfloat型になります。)
そこで「整数も小数も同じ数字のデータなのに、どうしてPythonの中ではそれぞれ別の型として区別しているの?」と疑問に思う人がいるかもしれません。
これは少し数学的なお話になりますが、整数と違って小数は常に無限と隣り合わせです。具体的に説明しましょう。例えば分数の「3分の1」を少数で表現すると「0.333333...」と割り切れなく無限に続きます。
コンピューターのメモリは有限なので、実はこうした無限の数字を簡単に扱うことは出来ません。そのためPythonでは整数と小数を違う仕組みとして扱っています。
実際に例を挙げて「0.1+0.1+0.1」を実行してみると、
普通答えは0.3になるはずですが、結果が微妙にズレています。
整数の場合では入力した数字はそのままデータとして扱われますが、実は小数の場合ではそうではありません。
それでは、float型の変数を作成してtype関数で確認してみましょう。
'float'タイプと表示されました。
ちなみに小数は英語で書くと「decimal」ですが、floatはコンピュータ用語の「流動小数」を表す単語です。
文字列型(str型)
str型は文字列を扱います。str型として代入された文字、記号、数値などは全て文字列として扱われます。
文字列型についてはこちらのページで詳しく説明しています。
str型の書き方は、シングルクォーテーション(’)またはダブルクォーテーション(’’)で、表現する文字列を囲みます。どちらを使っても構いませんが、頭とおしりで記号を統一しなければいけません。
数字も引用符で囲んで入力すると文字列型になります。この場合は数字としての意味はなくなりますので、算数の計算には使えません。
’str'タイプと表示されました。
ちなみに、strは英語で一列に並んだという意味のstringの頭文字です。
真偽型(bool型)
ここで突然ですが、 不等号を使ってPythonに2つの数の大小をたずねてみましょう。
1より0.4の方が小さいので、最初の式は数学的に正しいのですが、後の式は正しくありません。
つまり、Pythonは条件が成立するときは「True」、成立しないときは「False」と教えてくれるのです。
’bool'タイプと表示されました。
リスト型(list型)
リストは、数値や文字列などを並べて格納できるデータ型です。
書き方は、それぞれの要素をカンマ(,)で区切って、全体を角括弧[ ]で囲みます。
例えば、a、b、cの3つの文字を格納するリストを作るには、次のようにします。
このように、文字列のリストは引用符やカンマが多くなり、入力するのが面倒です。変数を使って名前を付けておきましょう。abcという変数名にしてみます。
インタラクティブシェルで、この変数名を入力すると、変数が参照しているリストデータが表示されます。
通常ロッカーの1つ1つのボックスには通し番号が付いていて、何番に物を入れたのか分かるようになっています。実は、リストにも同じように通し番号が付いています。
この番号を指定すれば、格納した物を個別に取り出すことができます。番号は「0」から始まります。
これで、リストの中で最初(0番目)に格納されているデータの’a'を取り出すことができました。
なお、リストにはまだまだたくさんの機能があります。
詳しくはこちらのページで説明しています。
'list'タイプと表示されました。
まとめ
どうでしたか?
ここまで学習してきたように、これら各データ型には特徴だけでなく、作成方法や処理の仕方にも違いがあります。
そのため今後プログラミングを行う時には現在扱っている変数がどのデータ型の変数なのかを理解することが重要となってきます。
ここで1つ問題を出すので是非コードを書いてみてください。
<1>
リンゴは1個100.5円、みかんは1個60.7円。
リンゴを13個とみかんを21個購入した。
合計金額をデータ型で表しましょう。
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