Python初心者必見!リスト型の基本を解説
こんにちは、ゆうきです。
今回はリスト型の基本的な使い方について説明します。
「リスト型とはなにか」については、下記のページで解説しています。
リスト型は、実際のプログラムの中で非常によく使われます。強力な機能をいくつも備えていますが、とても簡単に利用できるのが特徴です。
では、リスト型はどんな機能を持っているのかを実際にコードを書きながら解説していきます。
リスト型ってどうやって作るの??
リストは、「,」(カンマ)で区切ったデータを角括弧[ ]でくくると、作ることが出来ます。
まず大前提として覚えてほしいのが、リストは中に入れるデータに勝手に0から順番に番号が付く仕組みになっています。
例えば、Osaka、Tokyo、Okinawaという文字列型のリストを作ります。
文字列型の基本操作については、下記のページで詳しく解説しています。
(もちろん、文字列型だけにする必要はありません。小数型や整数もリストの要素にできますし、これらを混ぜて作ることもできます。)
つまりリスト型は「Osaka」「Tokyo」「Okinawa」というリストを作った時にはもう、Osakaは0番目のリスト、Tokyoは1番目のリスト、Okinawaは2番目のリストという風に勝手に前から番号が付くんです。
では、本当にTokyoは1番目のリストなのか確認してみましょう!
リストでは、角括弧[ ]を使って番号を指定することで、その番号の場所に格納されたデータを取り出すことが出来ます。
list_Japanというリストの1番目には、やはりTokyoが格納されていることが分かりましたね。
-1を指定すると、一番最後の要素が返ってきます。では、-2はどこを指すでしょうか?なんとなく予想できるように、最後から2番目です。
要素の変更と追加
リストでは、格納しているデータの要素を個別に変更することもできます。
これは、list_Japanの0番の要素を、OsakaからHokkaidoに変更している例です。もう一度Osakaを代入すれば、もとに戻ります。
リスト型はいろいろなメソッドを持っています。例えば、リストに新しいデータ要素を追加したいときは、appendというメソッドを使います。
これで、list_Japanに新たにAichiが追加されました。appendで追加された要素は、リストの最後に付け加えられます。
リストの要素を追加するときに、追加する場所を指定することもできます。
追加する場所を指定する時に使うのがinsertメソッドです。insertメソッドは2つの引数を取ります。
最初の引数は追加する場所を取り、2つ目の引数で追加する要素を取ります。
この例では、2番目の要素の前にNagasakiが追加されています。
要素の削除
リストの要素を削除することも可能です。これには2つの方法があります。それを今から一つずつ説明していきます。
popメソッド
popメソッドは削除したい要素の番号を指定して削除する方法です。
この例だと、1番目の要素であるTokyoが削除されました。
popメソッドを使うと、削除した要素がメソッドの戻り値として返ってきます。(ここだと、popメソッドを使った後に削除されたTokyoが返っているのが分かります。)
removeメソッド
removeメソッドは削除したい要素をそのまま指定して直接消す方法です。
Tokyoを直接指定して、削除することが出来ました。
removeメソッドは削除したい要素を直接指定するので、popメソッドと違って値は返ってきません。
popメソッドとremoveメソッドの違いについて理解できましたか?
つまり、popメソッドは削除したい要素を間接的に削除し、removeメソッドは削除したい要素を直接的に削除するということです。
まとめ
今回はリスト型の基本的な扱い方についてお話ししました。
リスト型はそんなに難しくなく、よく使うので覚えておきましょう!
Step1 リスト型の基本操作について理解する。
Step2 このページを参考にリスト型のコードを書いてみる。
Step3 リスト型の基本を実践練習し習得する↓
- mylistに 'apple','orange','fish','water','grape','potato'のリストを作る。
- 'water'を削除し、'apple'と'orange'の間に’banana'を挿入する。
- mylist内の要素をアルファベット順に並べ替える。(詳しくはこちらのページで解説しています。)
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